平成29年(2017)8月例会

平成29年(2017)8月例会

日時:平成29年8月19日(土)18時30分から

会場:朝日ビル地下1階

共催:ツムラ

基礎講座(18:30 ~ 19:00)

講師:牧角

演題:「『傷寒論』の検討:各論Ⅳ-『外臺祕要方』に引用された傷寒論-各論Ⅳの(35『外臺祕要方』巻第三十五」

講演会(19:00 ~ 20:30)

講師平田 道彦 先生
演題:「漢方治療で効果不充分な時に何を考えるか」
座長牧角

座長による講師紹介

八月の福岡医師漢方研究会例会は平田道彦先生をお招きしてご講演いただきます。
平田先生は昭和59年に佐賀医科大学御卒業、佐賀医科大学麻酔科で研鑽を積まれ、唐津赤十字病院麻酔科部長、済生会日田病院麻酔科部長を歴任ののち、平田医院に戻られました。
座長(牧角)が唐津赤十字病院内科に在職中、平田先生が麻酔科に来られた時は「アンチ漢方の一人で、漢方医学をやっている人達がまったく理解できませんでした。」(Qlife漢方Clinic インタビュー記事より引用)とのことで、現代医学(循環器)そっちのけで古典研究に没頭していた小生などは「ど変人」と思われていたようです。
日田済生会病院在職中に帯状疱疹後疼痛患者で麻黄附子細辛湯の著効例を経験され、漢方に対する見方が変わり、織部和宏先生に入門。その後めきめきと頭角をあらわされ、学会・著書等でのご活躍は目覚ましいばかりです。
平田先生はすでに何回も本会でご講演され、「痛み」を中心にした「明日から役立つ漢方処方運用のノウハウ」を毎回教えていただいております。
今回も前回に引き続き明快なお話しが聞けるものと期待しております。