12月例会

12月例会

日時:12月17日(土)18時30分から

会場:八百治博多ホテル

症例検討会(18:30 ~ 20:00)

福岡医師漢方研究会12月例会は恒例の症例検討会です。今回も多彩な興味ある4演題を提出していただきました。会員相互の発表の場として盛会に致したいと思います。
座長:脇元 安、竹山 泰雄
◆ 馬島 英明先生(馬島医院院長、佐賀県)
「安易な香蘇散投与の症例。その反省と使用上の注意点について」
◆ 西本 好徳先生 (さくら病院)
仮)「消化器手術後の漢方治療」
◆ 有馬 俊裕 (新水前寺クリニック院長、熊本県)
「未定」
◆山田 直明(みのる診療所院長、熊本県)
「辛涼解表薬の使用例」
* 進行の都合により発表の順番は変更となることがあります。

 

意見交換会(20:00 ~)

参加費必要です。

11月例会

11月例会

日時:11月12日18時30分から20時30分まで

会場:福岡朝日ビル地下1階会議室

基礎講座(18:30 ~ 19:00)

講師:犬塚

演題:基礎講座 「類聚方広義解説」を読む(4) ―小建中湯、黄耆建中湯(犬塚)

講演会(19:00 ~ 20:30)

講師:劉 震永 先生(りゅう呼吸器科内科 院長)
演題:「感冒の初期治療」
座長:松藤 英正

座長による講師紹介

福岡医師漢方研究会の11月例会は 劉 震永先生にご講演いただきます。

劉先生は、昭和53年熊本大学医学部を卒業されすぐに第二内科に入局、そして公立玉名中央病院内科を経て昭和56年大阪府立羽曳野病院(現・大阪府立呼吸器科・アレルギーセンター)呼吸器科に勤務され、平成元年社会保険下関厚生病院呼吸器科部長となられ、平成6年りゅう呼吸器科内科をご開業され現在に至っています。

玉名中央病院時代では気管支喘息の多くの症例に出会い、呼吸器病のスペシャリストをめざして羽曳野病院で呼吸管理、喘息、肺結核、肺癌など呼吸器疾患全般の診断治療に関して研鑽を積まれました。しかし故郷の下関厚生病院赴任中西洋医学のみの治療に限界を感じ、山口県漢方セミナーの講師をされていた原田康治先生に師事されました。原田先生を通じて三考塾の寺師睦宗先生の門下に入り、福岡衷中会では高山宏世先生らにご指導を仰ぐなど優れた指導者に巡り会えて漢方を学ばれました。衷中会として「臓腑経絡・三焦の弁証と処方」分担執筆され、「医学衷中参西録」張 鍚純著を分担執筆中です。

約400人の気管支喘息患者を中心に多岐の疾患にわたって東西両医学を駆使して治療にあたられており、明日からの治療に役立つお話が聞けると楽しみにしています。     (松藤)

10月例会

10月例会

日時:10月15日18時30分から20時30分まで

会場:福岡朝日ビル地下1階会議室

基礎講座(18:30 ~ 19:00)

講師:犬塚

演題:基礎講座 「類聚方広義解説」を読む(3):桂枝二麻黄一湯、桂枝二越婢一湯、桂枝麻黄各半湯

講演会(19:00 ~ 20:30)

講師:織部 和宏 先生(織部内科医院 院長)
演題:「わざとコツ」(織部先生のフルバージョン)
座長:犬塚

座長による講師紹介

福岡医師漢方研究会8月例会は、織部和宏先生にご講演いただきます。
織部和宏先生は、昭和48年神戸大学医学部卒。九大温泉治療学研究所附属病院内科医長、大分赤十字病院第二内科部長、九州大学医学部生体防御医学研究所講師を経て、昭和61年、織部内科クリニックをご開業されました。中医学をハルピン医大中医科講師 趙育松先生に、日本漢方を山田光胤先生に師事されました。平成14年より織部塾を主宰されています。
このたびは大変お忙しい中、当研究会のため講演を快諾いただきました。鋭い観察眼と囚われない考え方はとても勉強になります。皆様奮ってご参加ください。
(犬塚)

8月例会のご案内

8月例会

日時:8月27日18時30分から20時30分まで

会場:福岡朝日ビル地下1階会議室

基礎講座(18:30 ~ 19:00)

講師:牧角

演題:「『傷寒論』の検討:各論Ⅳ-『外臺祕要方』に引用された傷寒論-各論Ⅳの(32)『外臺祕要方』巻第三十二」

講演会(19:00 ~ 20:30)

講師:平田 道彦 先生(平田ペインクリニック 院長)
演題:「漢方を主体にしたペインクリニック外来の実態」
座長:松藤

座長による講師紹介

福岡医師漢方研究会の8月例会は 平田道彦先生にご講演いただきます。
平田先生は、昭和59年に佐賀医科大学を卒業され同大学麻酔科に入局。昭和60年麻酔科助手、平成5年唐津赤十字病院麻酔科部長となられ、平成8年佐賀医科大学に戻られ麻酔科蘇生科助手としてペインクリニックを研鑚。平成15年大分済生会病院麻酔科部長・救急部長・院長輔佐を経て、平成21年平田ペインクリニックをご開業、現在に至っておられます。
漢方は、平成13年より大分の織部和宏先生に師事され、平成15年より山田光胤先生門下生です。日本疼痛漢方研究会常任世話人、日本ペインクリニック学会専門医、日本東洋医学会専門医で、平成25年度春まで日本東洋医学会九州支部福岡県部会会長を務められました。先生は痛みの漢方治療の第一人者です。著書に「各科の西洋医学的難治例に対する漢方治療の試み(共著)」、「今日から実践―痛みの漢方治療(共著)」などがあります。当研究会へは、平成17年より昨年までに5回ご講演いただいております。全国各地を精力的に講演される多忙な中、今年も当研究会での講演を快諾していただきました。歯切れのよい講演を楽しみにしております。どうぞ奮ってご参加ください。

7月例会のご案内

7月例会

日時:7月16日18時30分から20時30分まで

会場:福岡朝日ビル地下1階会議室

基礎講座(18:30 ~ 19:00)

講師:牧角

演題:「『傷寒論』の検討:各論Ⅳ-『外臺祕要方』に引用された傷寒論-各論Ⅳの(32)『外臺祕要方』巻第三十二」                    (

講演会(19:00 ~ 20:30)

講師:菅沼 栄 先生(日本医科大学 東洋医学科)
演題:「日射病の中医薬治療」
座長:三宅

座長による講師紹介

福岡医師漢方研究会の7月例会は 菅沼 栄先生にご講演いただきます。
菅沼 栄(すがぬま さかえ)先生、中国名・胡 栄(こ えい)先生は1975年に中国の北京中医薬大学を卒業、79年まで同大学付属病院で勤務され、 79年に来日後は86年まで神奈川県衛生部に勤務、中医学の翻訳・通訳をされながら、各地の中医学研究会(東京中医学研究会・日本中医薬研究会・三島中医 学研究会・伊豆漢方研究会・東方医学会熊本中医学研修会・東方医学会・大阪北摂中医学研究会・イスクラ中医学習塾・遼寧中医研究会・遼寧中医薬大学日本 校・本草学院・国際薬膳師会・東京栄養士薬膳研究会など)で中医学の講義を担当しておられます。日本医科大学・東洋医学科に籍を置かれて廣田先生と漢方外 来をされる他、池袋サンシャイン・大沢眼科漢方外来・松島産婦人科病院漢方外来でも日本人医師と一緒に漢方相談をされており、専門は内科・婦人科です。
東洋学術出版社より『いかに弁証論治するか』・『漢方方剤ハンドブック』・『いかに弁証論治するか・続編』を、PHP研究所から『食養生』を出版されてお り、イスクラ産業の月刊誌『チャイナビュー』に漢方の知恵袋・中国の生活のコーナーを連載中で、東洋学術出版社『医学生のための漢方医学』の編集もされて おります。
今回、『日射病の中医薬治療』について御講演いただきます。本場の中医学を拝聴できる機会です。どうか皆様、奮って御参加下さい。